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子どものアデノウィルス感染記~アデノは危ない病気?川崎病との違い~

子育て

専業ライターのがーすーです!

先月3歳の息子が保育園でアデノウイルスをもらってきました。今年は例年になく爆発的な感染者数のようですね。

アデノウイルスは聞いたことはあるけれど、症状も夏風邪の一種ということくらいしか知らず、人生初めての感染症にかかり、どえらい目に合うのでした…

※我が家の検温は実測です。簡易の検温は誤差が激しいため、使用していません。

 

症状(個人差あり)

アデノウイルス感染症の症状は、感染の種類によって異なります。一般的な症状には発熱、喉の痛み、咳、鼻水、結膜炎(目の充血、目やに)、下痢などがメイン。結膜炎が追加されるとプール熱となり、出席停止の対象になります。


アデノウイルスはめちゃくちゃ感染力が強いです。大人も感染します。結果的に私も感染してしまうのですが、ここまで感染力が強いとは思いもしませんでした。(私は39度の熱が1日のみ)アデノウイルスは空気中の飛沫や直接接触によって広がるため、特に集団生活環境で感染が広がりやすいことが知られています。

発症すると厄介なのがアデノウイルス。症状には個人差があり、ネット情報は参考程度にしかなりません。我が家も検索魔になりました。

「うちの子、アデノウイルスじゃないんじゃない?」

「アデノウイルス陽性って診断があったけど、偽陽性なんじゃない?」

「入院しないといけないんじゃない?」

などなど、あらぬことを考えすぎました。母が一番冷静にならなければいけません。落ち着きましょう。

 

我が子の場合~時系列で~

8月22日夕方ごろ:保育園でプール熱が流行っているとの連絡があり、怖いねと言っていた矢先、37.7の微熱。寒いと訴える。なんとなく左目が赤い?この日の夜の症状はそれのみで、夏休み明けの疲れが出たのだと思っていました。

8月23日朝:朝も37.5あったため、保育園はお休みしました。

夕方になって39.2に上がり始めます。バナナを2本平らげ、食欲はあり。夜中は微熱。

8月24日早朝:38.5あるが元気。子どもって高熱でも元気ですよね…

夕方38.5。どうやら息子は夕方になると熱が上がるようです。このタイミングで次男も風邪の症状が出始めます。怪しい…

8月25日:日中はやはり微熱で元気。目の充血などもなく風邪かなと思いながらも、3日以上発熱したことがなかったため、午後に病院を受診しました。(長男のみ)

受診前に検温をすると、39.0に上がってきました。病院についてから再度検温すると、39.4

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受診した内科ではこちらの検査キットで検査しました。5分ほどでアデノウイルス陽性と結果が出ました。

4~5日間は高熱が出るでしょうとのことで、のどの炎症を抑える薬を処方され帰宅。

しかし、陽性と判明したものの、高熱は下がらず、日に日に体温は上がり、ぐったりしている息子。さすがに何日も熱があると子どもでも体に応えます。最終的に発熱10日目に39.6まで上がり、11日目には徐々に解熱していきました。

解熱したのは良いものの、今度は高熱の名残なのか、全身が痒いと言い出し、毎日かきまくっており、薄めの発疹があります。以前皮膚科で処方してもらったベナパスタを塗ると落ち着くみたいです。あとは冷やしています。

ネット検索でアデノウイルスでかゆみが出るとは書いていなかったので、なにか情報がある方はぜひ教えてください。

アデノウイルスは、様々な疾患の原因となる可能性がある

ここで恐ろしいのが、タイトルの通り様々な疾患の原因となる事です。 プール熱は咽頭結膜熱、 はやり目は流行性角結膜炎の原因にもなります。 その他にも高熱が続くことで肺炎や膀胱炎、 下痢による胃腸炎、熱が上がり切ったことによる突発性発疹などの様々な症状を引き起こします。

  1. 上気道感染症:アデノウイルスは、風邪や咽頭炎、扁桃炎などの上気道感染症の主な原因として知られています。
  2. 結膜炎:アデノウイルスは、結膜の炎症が起こりやすいのが特徴です。目の充血、かゆみ、涙目などの症状を伴います。因みに次男は結膜が腫れすぎて、瞬きにより結膜の血管が切れ、目から出血しました。赤い涙を垂れ流している状態でした。
  3. 下気道感染症: 重篤な呼吸器感染症、特に小さな子どもは急性気管支炎や肺炎の原因としてアデノウイルスが関わることがあります。場合によっては入院治療を必要とすることもあるため、心配な症状があればすぐに受診しましょう。
  4. 胃腸炎: アデノウイルスは、下痢や腸の炎症を起こすことがあり、腸炎の原因として知られています。

 

ひたすら耐えるべし!特効薬がない


7日経過しても解熱の傾向がないため、再受診を検討しました。

アデノウイルス陽性と診断された内科が臨時のお休みだったので、以前通っていた小児科に受診。

「1週間以上高熱が出ることもザラにあるから、ひたすら耐えるしかないわね~」

苦しんでいる我が子を特効薬もない中、坐薬も一時的な対処しかできず、拷問かと思いましたがどうしようもなかったので、安静にさせるほかにありませんでした。

アデノウイルス感染症は通常は自然に治癒することが多いため、一般的には休養と症状の管理が主な治療です。予防策として手洗いやタオルを一緒に使わない、お風呂は感染者は最後に入るなど感染拡大の予防対策が重要です。

 

アデノウイルスと川崎病の違い

アデノウイルスのよく似た症状として、川崎病があげられます。

実際に長男は高熱が10日続き、目やにのない目の充血(結構赤かったです)と唇の赤みがあったため、川崎病を疑いました。

川崎病ってどんな病気?【小児科医が解説】 – キャップスクリニック|365日診療の内科・小児科
川崎病とは、1960年代に川崎富作氏によって報告された、子供に特有の病気です。​はっきりとした原因については明らかになっておらず、ウイルスや細菌の感染をきっかけとして、免疫反応によって全身の血管で炎症が起きてしまうのではないかと言われています。

アデノウイルス感染症と川崎病は、様々な疾患がありますが、以下にそれぞれの症状の特徴と違いを説明します。

  1. アデノウイルス感染症:アデノウイルス感染症は、アデノウイルスによって行われるウイルス感染症です。 前述のように、アデノウイルスは通常、風邪や喉の炎症、結膜炎、呼吸器感染症、腸炎などの上気道および下気道感染症を一般的には、発熱、喉の痛み、咳、鼻水、結膜炎、下痢などの症状が現れますが、通常は軽いから中程度の症状で、自然に治ります。
  2. 川崎病(川崎病):川崎病は、全身性の炎症性疾患であり、通常は小児期に発症します。 病気の正確な原因はまだ完全には真剣に行われていないが、免疫系の過剰反応が関与していると主な症状には高熱、口内炎、手足の腫れ、結膜炎、発疹、リンパ節の腫れなどがあります。心臓に炎症が起こることもありますが、早期の診断と治療が重要です。

これらの疾患は原因、症状、発症年齢、診断基準、治療法が異なるため、医療機関で正しい診断と治療を受けることが必要です。

 

まとめ

ネット情報に振り回されてしまった母は、毎日看病の傍ら命にかかわってしまうのではないかと生きた心地がしませんでした。

医者もそれぞれ考え方や治療方針があり、言っていることが違っていたので、不安になることもありましたが、分からないことは直接聞くべきだと思いました。

あとは、母の勘を頼りましょう。不思議なもので意外と当たりますからね。

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