兵庫県で水族館と言えば、神戸市立須磨海浜水族園ではないでしょうか。
神戸市民や近隣の阪神地域の方は子どものころに家族でお出かけしたり、校外学習でスマスイに行った思い出もあるのでは?
私も遠足やお出かけだけではなく、家で飼育している巨大リクガメのことでリクガメ担当に飼育員さんに色々教えてもらい、スマスイはかなりゆかりのある場所となっています。
そんな神戸市立須磨海浜水族園は2023年5月31日を持って閉館しました。閉館したといっても、大掛かりなリニューアル工事を進めています。(2023年9月現在)
しかし、これからは建物も名前も内容もガラッと変わって生まれ変わります。子供連れでも楽しめる、期待されている須磨シーワールド。
どのようにスマスイが変わるのか?飼育されていた動物たちはどうなるのか?須磨シーワールドにシャチが来る噂は本当?疑問点が多いですよね。この記事では、現段階で判明している情報をご紹介します。
スマスイが生まれ変わります。何が変わるのか
~ありがとうございました~
本日、19時をもちましてスマスイは閉園を迎えました。
たくさんの生きものたちとともに、長年に渡り楽しみや学びの場を提供できたこと、皆様に愛されたことは大切な思い出であり誇りです。35年間ご愛顧をいただき、誠にありがとうございました。#須磨海浜水族園 #スマスイ pic.twitter.com/IQpoiI1V4o— 神戸市立須磨海浜水族園 (@kobe_sumasui) May 31, 2023
神戸市立須磨海浜水族園は1987年に開館されました。それから30年ほど経ち、2021年から改修工事を行ってきた神戸須磨海浜水族園が5月31日に閉館し、神戸須磨シーワールドと名称を変え、生まれ変わります。
2024年6月に開業し、歴史ある松林をそのままに、公園、宿泊施設リゾートホテル、立体駐車場が併設されます。
神戸にリゾート施設ができる!しかも須磨?とイメージが全くできない兵庫県民の筆者であります…
須磨シーワールドは兵庫県が発行している「のびのびパスポート」の対象施設なので、家族のおでかけスポットの定番です。施設内には授乳スペースやおむつ替えシートが完備されていて、子ども連れでも安心して来られるのも嬉しいポイント。
駐車場から少し歩きますが…
須磨海浜水族園は、水量が1,200㌧もある大型水槽の波の大水槽やチューブ型の水中トンネルがあるアマゾン館、ラッコ館やイルカ館があることで神戸市民から長年愛されてきました。
スマスイへのアクセス
神戸須磨シーワールドのアクセスはJR須磨海浜公園駅から徒歩5分、山陽電鉄でしたら月見山駅から徒歩10分ぐらいかかります。
三宮や大阪梅田からもの交通アクセスも良いです。
大阪や西宮方面から車で来る方は「行き過ぎちゃった!」とUターンしてしまう人が多いと有名なちょっと通りづらい道でもあります。注意しましょう。
今回の大規模リニューアルでは、”つながるエデュテイメント水族館”をコンセプトに、”オルカ(シャチ)スタディアム”、”イルカスタディアム”、”アクアライブ”の3棟で構成される予定です。
そして注目すべきは西日本では唯一の展示となるシャチが導入されること。
シャチは現在、日本では千葉県の鴨川シーワールドと愛知県の名古屋港水族館の2か所でしか見られませんので、大きな話題となっています。
私、生のシャチ見たことない…
今回、新しい水族館の運営を担当するのが株式会社グランビスタ ホテル&リゾートという会社。株式会社グランビスタ ホテル&リゾートは、鴨川シーワールドの運営会社です。
ホテル運営している会社がシャチを所有しているってすごいですよね。噂によると、須磨シーワールドにやってくるシャチは鴨川シーワールドで飼育されていたシャチが移動してくるのでは?と言われています。
須磨シーワールドでは、株式会社グランビスタ ホテル&リゾートが所有しているシャチを飼育することになりますが、何頭のシャチを飼育するのか、どの個体が須磨シーパラダイスにやってくるのかは、現在のところ未定です。
すでにグランビスタの公式サイトでは、神戸須磨シーワールドについて発表がありました。
SNSなどでは、グランビスタ所有のシャチは名古屋港水族園のリンとアース以外のステラ・ラビー・ララ・ラン・ルーナが該当するのでこの中から2〜3頭が移動するのではないかという説も。
現在鴨シーワールドでは大人の三頭が継続的にエコー検査を行っているという話もあるようなので今後将来人口繁殖が成功して生まれてくる可能性のある赤ちゃんも候補に含まれているのでは?ともいわれています。
鴨川シーワールドからシャチが移動してくるのか、名古屋港水族館のシャチが移動してくるのか、計画通りに須磨シーワールドにシャチがやってくるのか、真相究明はまだ先になりそうです。
シャチの飼育の難しさ須磨シーワールドは大丈夫?
なぜ日本ではシャチの飼育頭数が少ないのでしょうか?それはシャチを展示することがとても難しいからです。
さらに輸入コストが高いことがあります。シャチの個体は1頭あたり5000万円、輸入に5000万円するそうです。次に餌代などの飼育コストもかかるとか。シャチは肉食獣で魚やイカの他にイルカやアザラシ、クジラやサメなども捕食します。 1日に100kg以上も決まった餌しか口にしない偏食家でもあり、高級食材が主食とだけあってグルメ家だそうです。
これだけの体重だと、100㎏以上の餌を食べるのも納得ですね。
それに加えて調教が難しいため、なかなか芸を覚えてくれません。
まだ飼育頭数は未定とのことなので、SNS上でも誰が移動するかかなり意見が割れてます。かつて飼育下では高齢個体のナミやビンゴ、当時妊娠中だったステラが移動したケースもありましたので予想は難しいと思います。
海外からのレンタルは正直分からないですね…あくまで個人的な考えですがこのご時世名古屋や鴨シーのようなシャチ飼育経験がある所じゃないと厳しいかもしれません。
他にもイルカショーや数々の展示がされるということで、期待が膨らみます。
水族館だけでなく、須磨海浜公園もリニューアル。
屋内遊び場を含む子育て支援・知育スタジオがある「松の杜ヴィレッジ」をはじめ、キャンプ体験レストラン、グランピング、レストラン&カフェなどが楽しめる施設が3棟建設される予定です。
ホテルは日本初のイルカと触れ合える施設「ドルフィンラグーン」も併設。
各部屋にも水槽が設置されるとのこと。想像できません・・・
神戸須磨シーワールドは豪華リゾート地へ
神戸市須磨区にある須磨水族館(スマスイ)へ。
2024年春に「神戸須磨シーワールド」へリニューアル、ホテルも併設されるそう。
可愛いマゼランペンギンが見れます。
JAFの割引はなし、のびのびパスポートで割引有り。17時からライトアップ。
JR須磨海浜公園駅下車徒歩5分。#ブログ初心者 #お出かけ pic.twitter.com/wcCje8eMFG— kana @Webライター (@kanamamalife) July 29, 2022
早くペンギンやイルカたちに会いたいですね。
公園は水族館に先駆けて2023年9月にオープンを目指して急ピッチで工事が進んでいます。
近くに立ち寄ったら、進捗状況をご報告しますね。
- 動物の種類はどれくらい?
- 入場料金は?
- 駐車場キャパは?
- バリアフリーはある?
- のびのびパスワードはまだある?
などの疑問点がたくさんあります。こちらも分けて後日ご紹介します。